【無理なく続ける】BtoB企業がメール配信を継続する仕組みづくりを解説!

メール配信をいざ、始める!ことはできるのですが、これを継続的に行っていくことはハードルの高い業務になります。ハードルが高いのは2つ理由があり、「ネタ」と「モチベーション」です。この2つを如何に維持していくかの秘訣をご紹介します。
メール配信のネタは?
メール配信の「ネタ」は幾つかにカテゴライズできます。
- 1:会社のイベント:移転・周年・年賀・暑中見舞い等
- 2:近況報告:会社での出来事やイベント報告・トピックやコラム
- 3:セミナー・イベント告知:セミナー・イベントの告知や出展のお知らせ等
- 4:製品・サービス告知:製品やサービスリリース・事例リリース等
弊社では2の近況報告と3・4を組み合わせた定期メールとその他に1・3・4を単体でお送りするメールとの2パターンでのメールをお届けてしています。3・4についてはある程度製品やサービスやセミナーの有無等のメール配信以外のコンテンツに依存するのですが、1・2のようなコンテンツ(特に2)はメール配信を行う前提で、ある程度コンテンツを生成していく体制が必要になります。
定常的なネタを作るために
定常的なネタにはどのようなものがあるでしょうか。
弊社の場合、メールを送付する頻度を決めた上で、その頻度に合わせて社内で各部署からコンテンツを募集するのと、その頻度に合わせてトピック的なコンテンツを生成しています。まず各部署に月1回でも、お客様や見込み客に告知したい事項やリリースを募集することをしてもよいでしょう。そのようなコンテンツはだいたい会社のHPのリリース・新着情報と同じようなコンテンツになりますので、そのコンテンツを生成するフローと合わせても良いかもしれません。
またトピックやコラム的なものをメールのコンテンツの一つとして検討することをオススメます。サービスリリースやセミナー告知等の各部署のトピックはどうしても商売の色が出がちです。お客様の役に立つ情報や商売の色を和らげるためのコラム等がメールの中のコンテンツとしてもあったほうがいいです。
弊社では社長や取締役が会社のイベントを取り上げたトピックや会社経営の考え方等のトピックをHPに掲載し、そちらへの誘導をメールから行っています。月に一度締切やテーマを設けて作ってもらいます。また、このようなコンテンツはメールだけではなくサイト上に上げることでFacebook等のソーシャルメディアへの告知も行うことができるようになるため、サイト上へのコンテンツ掲載をオススメします。
社内のルールづくり
上記に上げたような、社内でコンテンツを定常的に募集する仕組みと、コラム・トピックを定常的に生成していく仕組みを作り、定期的にメールお客様にお届けしていくことができるようになると、今までコミュニケーションがとれていなかったお客様・見込み客の方々に貴社の認知が広まっていきます。
メールでのコミュニケーションはメール開封やサイト閲覧をほぼ100%受け手に委ねていますし、受け手は毎日沢山のメールを受け取っているので、直接的な営業的なメリットにはなかなかつながらない、という認識をもって継続していくことが重要です。
まずは「成果」よりも「仕組み化」を優先し、仕組みを作ることをお組織の一つのゴールにするべきでしょう。でないと、成果がでず、成果を求められる担当者のモチベーションも上がらず。結局悪循環に陥り、「メールはやっぱり効果無いよね!」という落着になってしまいます。まずは「やり続けること」が重要です。
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