【がんばる営業担当へ】やる気が出ないときに読みたい偉人の名言8選
新規顧客開拓に既存顧客との関係維持、成約後のフォロー。営業の仕事はやることが多く、モチベーションを維持し続けることが重要です。しかし、どうしてもモチベーションが上がらない時や、営業手法がマンネリ化してきて何か刺激を受けたい時もあるでしょう。
そういった時は、偉人の名言を読んでみてはいかがでしょうか。今回は、スポーツ界とビジネス界の名だたる偉人の「営業のモチベーションを上げる名言」をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
スポーツ界の偉人の名言
選手生命をかけ、日々過酷なトレーニングに取り組み、全力で勝負に挑んでいるアスリート。自分の限界に挑戦している彼らだからこそ語れる言葉があります。アスリートの名言は、顧客との交渉という「勝負」に挑んでいる営業にこそ、刺さるものがあるのではないでしょうか。
モハメド・アリ(ボクシング選手)
不可能とは、自らの力で世界を切り拓くことを放棄した臆病者の言葉だ。
不可能とは、現状に甘んじるための言い訳に過ぎない。
不可能とは、事実ですらなく、単なる先入観だ。
不可能とは、誰かに決め付けられることではない。
不可能なんてありえない。
何のリスクも取れない人間に、成し遂げられることなど、何一つないのです。
ボクシングの絶対的王者として活躍した、モハメド・アリ。タイトルを何度剥奪されても諦めることなく、人種差別とも戦い続けた彼の名言です。
目標達成が厳しい時、新規開拓にめげそうになった時。そんな時でも、諦めずに挑戦し続ければ不可能はないのです。
イチロー(プロ野球選手)
びっくりするような好プレーが、勝ちに結びつくことは少ないです。
確実にこなさないといけないプレーを確実にこなせるチームは強いと思います。
言わずと知れた野球界の名選手、イチロー。営業活動も、奇跡的な受注を継続的に続けることはできません。日々の泥臭い努力が、最終的に大きな結果に結びつきます。
野村克也(プロ野球監督)
コンピューターがどんなに発達しようとしても、仕事の中心は人間だ。
ならばそこには「縁」と「情」が生じる。
それに気づき、大事にした者がレースの最終覇者となるのだと思う。
記者会見でのボヤキでおなじみのプロ野球界の名将、野村克也。営業活動にも効率化が求められ、マーケティング・オートメーション・ツールやAIなどの導入が進んでいます。しかし、最終的に大切なのは人との縁であり、情。どんな時代になっても、顧客との関係性を築き上げ、信頼を勝ち取ることのできる営業が強いのです。
長友佑都(プロサッカー選手)
メンタルが変われば行動が変わる。
海外の名門クラブでサッカー選手として活躍し、海外組の先頭を走る長友佑都。新しい営業手法を取り入れても、モチベーションが低いままでは、所詮小手先のテクニックにしかなりません。結果を残すという強い意志を持ち、メンタルを変えることで、自ずと行動も変わっていくでしょう。
ビジネス界の偉人の名言
ビジネスは時として、世の中に新しい価値を提供し、人々の生活を激変させることがあります。名だたる経営者の名言には、私たちの仕事にも役立つヒントが隠されています。
スティーブ・ジョブズ(アップル創業者)
美しい女性を口説こうと思った時、ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい?
そう思った時点で君の負けだ。ライバルが何をしようと関係ない。その女性が本当に何を望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ。
スマートフォンを世に送り出し、人々の暮らしを大転換させたスティーブ・ジョブズ。競合他社が安い見積もりを提示したから、もっと安い見積もりで...。果たして、顧客は本当にそれを望んでいるのでしょうか。顧客が求めているのは、安さではなく、課題を解決するための本質的な提案なのかもしれません。
松下幸之助(松下電器創業者)
無理に売るな。客の好むものも売るな。客のためになるものを売れ。
松下電器(現・パナソニック)を一代で築き上げた経営の神様、松下幸之助。営業活動をしていればわかると思いますが、顧客の要望は尽きません。時に無理難題を突き付けてきます。
しかし顧客は、課題を解決するために本当に必要なことを理解できていないかもしれません。客のためになるものを見つけられる唯一の存在は、プロフェッショナルである営業なのです。
ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)
あなたの顧客の中で、一番不満を持っている客こそ、あなたにとって一番の学習源なのだ。
言わずと知れたマイクロソフト社の創業者、ビル・ゲイツ。よく怒られる顧客や、満足いただけなかった顧客の元へは、ついつい足も遠のいてしまいます。しかし、そのような不満を抱えた顧客こそ、営業としてステップアップするためのヒントを与えてくれます。
本田宗一郎(本田技研工業創業者)
私の最大の光栄は、一度も失敗しないことではなく、倒れるごとに起きるところにある。
本田宗一郎は、日本の三大自動車メーカーのひとつ、本田技研工業の創業者。仕事で失敗ばかりが続くと、気が滅入って、くよくよと悩んでしまいがちです。
しかし、失敗しないことが重要なのではありません。失敗しても立ち上がり、また一歩前へ進む。その繰り返しこそが、あなたの営業スキルを磨き上げてくれるのです。
さいごに
一流の偉人たちの言葉は、短いながらも核心をついており、心を動かす力があります。営業で苦しんでいる時や、モチベーションが上がらず刺激を受けたい時に、彼らの名言があなたを救ってくれるでしょう。