競合のリスティング広告のクリックを防止できる?!広告費を無駄にしない方法
皆さまリスティング広告はご存知だと思いますが、リスティング広告は、GoogleやYahoo!で、ある指定したキーワードで検索をおこなったユーザーに対して広告を表示する仕組みです。広告を表示するかどうかは「検索キーワード」によって決まるため、当然ですが競合企業などの広告を表示したくないユーザーが検索したとしても、同じように広告が表示されてしまいます。
また、リスティング広告は多くの場合クリック課金ですので、クリックをされてしまえば、たとえ競合企業だとしても、広告費用を支払うことになります。当然ながら競合に対して広告費用を支払いたい企業様はいらっしゃらないと思いますので、無駄な広告費用になってしまいます。ちなみにある事例では、調査をしてみたところ全体のクリックの30%程度が競合他社からのクリックだったそうです。
では、このような無駄なクリックは防ぐことができないのでしょうか。今回の記事では、このような無駄クリックを防止して、見込み顧客への広告表示を最大化する方法についてご紹介します。
競合のリスティング広告を目にしたことはありますか?
競合の企業がリスティング広告を出稿している場合、多くの方がその広告を「見た」あるいは「クリックした」経験をお持ちではないでしょうか?リスティング広告を出稿したい検索キーワードは、多くの場合、競合がよく検索するキーワードでもあります。これは競合企業の担当者があなたの出稿しているリスティング広告を目にする・クリックする可能性が高いことの裏返しです。つまり、あなたがリスティング広告を出稿している場合、同じ状況が競合にも起こっているのです。
競合に広告を表示しない裏ワザ
リスティング広告ですが、なんと『競合企業には広告配信をしない』という設定をすることが出来ます。(ただし2016年3月現在、Google広告のみ設定が可能で、Yahoo!では対応していません。)
Google広告では、IPアドレスを指定して、そのIPアドレスを利用しているインターネットユーザーが検索を行った際には広告を表示しないという設定が可能なのです。つまり競合企業のIPアドレスを指定しておけば、競合企業の社内から検索を行った場合に御社の広告が表示されなくなります。
最近ではタブレットやスマホなどを利用する人も多いので、そういう場合は除外は難しいですが、会社のネットワークを利用する限りは、この方法で競合他社への配信と無駄なクリックを防止することができます。
また、このIPアドレス設定を利用して、既にお取引のあるお客様へは新規リード獲得用の広告を配信しないようにしたり、また、ディスプレイ広告などでは、IPアドレスを指定して、特定の企業にだけ高校を配信するといったことも可能です。
競合のIPアドレスを知る方法
競合の無駄クリックを防止する方法をご紹介しましたが、これを実現するには競合のIPアドレスを把握しなければいけません。Whois情報などから逆引きをすることも可能ですが、膨大な作業をすることになってしまい、現実的ではありません。ですので、Webサイトにアクセスした企業名とそのIPアドレスを可視化するツールを利用することをお勧めします。
まとめ
ツールを導入すれば、手間を掛けずほぼリアルタイムで競合や既にお取引のあるお客様、パートナー様、さらには今まさに提案している企業など、どのような企業がいつどのページをどれくらい見ているのかを把握することができます。
競合企業などの無駄クリックが10%と仮定すると、月50万円の広告費であれば年間60万円の無駄なコストを削減できますし、それを元にさらなる広告施策を実施することも可能です。さらにはアクセス企業を把握することで、営業戦略や日々の営業活動に活かすことも可能です。
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