【保存版】Google広告のIP除外設定とは?競合クリックを防ぐ方法と活用事例

Google広告を運用していると、競合企業によるクリックが気になることはありませんか? リスティング広告はクリック課金型の仕組みのため、競合他社の担当者が広告をクリックしても費用が発生してしまい、売上や新規リードには一切つながりません。実際に調査では、クリックのうち一定割合が競合によるものだったという事例もあり、広告費を大きく圧迫する原因になっています。
こうした無駄なクリックを防ぐ方法の一つが 「Google広告のIP除外設定」 です。特定のIPアドレスを指定して広告を表示させないようにすることで、競合や既存顧客、自社社員などからの不要なクリックを減らし、広告費を本当に見込みのある顧客に集中できます。
この記事では、Google広告におけるIP除外の仕組みや設定方法、実際の活用事例ついても詳しく解説します。
- ▼この記事でわかること
- ・Google広告における「IP除外」の仕組みと基本知識
- ・Google広告でIP除外を設定する具体的な手順
- ・IP除外の活用事例や、他の無駄クリック対策との組み合わせ方
競合のリスティング広告を目にしたことはありますか?
競合の企業がリスティング広告を出稿している場合、多くの方がその広告を「見た」あるいは「クリックした」経験をお持ちではないでしょうか?リスティング広告を出稿したい検索キーワードは、多くの場合、競合がよく検索するキーワードでもあります。
これは競合企業の担当者があなたの出稿しているリスティング広告を目にする・クリックする可能性が高いことの裏返しです。つまり、あなたがリスティング広告を出稿している場合、同じ状況が競合にも起こっているのです。
Google広告における「IP除外」とは?
Google広告の「IP除外」とは、特定のIPアドレスからのアクセスに対して広告を表示しないように設定する機能です。
たとえば、競合企業の社内ネットワークのIPを除外設定すれば、その企業の社員が検索した際に自社広告が表示されなくなり、競合による不要なクリックや広告費の浪費を防ぐことが可能です。
なぜ競合のクリックを防ぐ必要があるのか
Google広告はクリック課金制のため、広告が表示されただけでは課金されませんが、クリックされた時点で費用が発生します。競合企業の担当者が広告をクリックしても、自社の売上や新規リードにはつながらず、単なる広告費の浪費になります。
さらに競合によるクリックは、広告のクリック率(CTR)やコンバージョン率(CVR)といった運用データを歪める要因にもなります。限られた予算が無駄に消化されることで、本来届けたい見込み顧客への広告配信機会が減るため、競合クリックの防止は非常に重要です。
つまり、競合クリックを防ぐことは 「広告費の無駄を削減できる」「広告データの精度を高められる」「見込み顧客への配信機会を確保できる」 といった大きなメリットにつながります。
IPアドレスについての基礎知識
IPアドレスとは、インターネットに接続する際に割り振られる「住所」のようなものです。大きく分けて「グローバルIP」と「プライベートIP」があり、Google広告のIP除外設定で使うのはグローバルIPです。
企業のオフィスや社内ネットワークは基本的に固定のグローバルIPを使っているため、除外設定が可能です。一方で、モバイル回線や一部の動的IP環境では除外が難しく、この点は注意が必要です。
Google広告でIP除外を設定する方法
Google広告では、IPアドレスを指定して、そのIPアドレスを利用しているインターネットユーザーが検索を行った際には広告を表示しないという設定が可能です。つまり競合企業のIPアドレスを指定しておけば、競合企業の社内から検索を行った場合に御社の広告が表示されなくなります。
管理画面での設定手順
- 1. Google 広告の管理画面で [管理者] アイコン をクリックします。
- 2. [アカウント設定] をクリックします。
- 3. [IP アドレスの除外] に移動します。
- 4. 広告の表示先から除外する IP アドレスを入力します。
- 5. [保存] をクリックします。
この設定を行えば、登録したIPからアクセスしたユーザーには広告が配信されなくなります。
除外可能な範囲(固定回線・オフィスなど)
IP除外は基本的に固定回線のIPが対象です。企業オフィスのネットワークなどは固定IPであることが多いため効果的に除外できます。最近ではタブレットやスマホなどを利用する人も多いので、そういう場合は除外は難しいですが、会社のネットワークを利用する限りは、この方法で競合他社への配信と無駄なクリックを防止することができます。
また、このIPアドレス設定を利用して、既にお取引のあるお客様へは新規リード獲得用の広告を配信しないようにしたり、また、ディスプレイ広告などでは、IPアドレスを指定して、特定の企業にだけ広告を配信するといったことも可能です。
競合のIPアドレスを知る方法
競合の無駄クリックを防止する方法をご紹介しましたが、これを実現するには競合のIPアドレスを把握しなければいけません。Whois情報などから逆引きをすることも可能ですが、膨大な作業をすることになってしまい、現実的ではありません。
ですので、Webサイトにアクセスした企業名とそのIPアドレスを可視化するツールを利用することをお勧めします。
IP除外の活用事例
IP除外は単なる競合対策にとどまりません。ここでは、実際の広告運用で活かせる代表的な事例を取り上げます。
1.競合企業を対象外にする
競合のオフィスIPを除外しておけば、担当者が検索しても自社広告は表示されません。これにより、無駄なクリックを防ぐだけでなく、広告費を本当に必要な見込み顧客に集中できます。
特に競合が多い市場では、広告表示回数やクリックの一部が競合によって消費されてしまうケースが少なくないため、効果的な防御策となります。
2.既存顧客への新規広告配信を防ぐ
すでに取引のある顧客に「新規獲得用広告」を見せる必要はありません。こうした顧客が広告を何度も目にすると「自分たちは新規扱いなのか」と感じさせ、信頼低下につながる可能性もあります。
IP除外を行うことで既存顧客に不要な広告を配信せず、広告費を効率的に活用しながら顧客体験も守ることができます。
IP除外以外の無駄クリック対策
広告費を守るには、IP除外と並行して他の施策を組み合わせることも大切です。ここでは代表的な対策を紹介します。
Google広告の無効クリック検出機能
Google広告には、不自然に繰り返されるクリックや自動ツールによるクリックを検知し、課金対象から自動的に除外する仕組みが備わっています。これは広告主が意図せず不正クリックに費用を消費してしまうのを防ぐための保護機能です。
ただし、完全にすべてのケースに対応できるわけではないため、IP除外など他の対策と併用するとより効果的です。
除外キーワード設定
除外キーワードを設定することで、競合や無関係な検索意図を持つユーザーに広告が表示されるのを防げます。たとえば、情報収集目的の検索や採用関連の検索を除外すれば、より購買意欲の高い見込み顧客に広告を届けやすくなります。
広告の精度を高めるうえで、除外キーワードの定期的な見直しは欠かせません。
配信ターゲティングの工夫
地域・時間帯・デバイスなどを最適化することで、無駄なクリックを抑えることが可能です。たとえば、対象エリア外からのアクセスを除外したり、BtoB商材なら平日勤務時間に絞った配信を行ったりすることで、見込みの薄いユーザーへの配信を防げます。
こうした調整は、広告費を効率的に活用しつつ、よりコンバージョンにつながるユーザーへの接触を増やすことにつながります。
まとめ:IP除外で広告費を守りつつ効率改善を
Google広告のIP除外機能は、競合や自社社員、既存顧客などに対して広告を非表示にすることで、広告費の浪費を防ぐ有効な手段です。ただし万能ではなく、モバイルや動的IPには対応できません。
そのため、Google広告の無効クリック検出や除外キーワード、ターゲティング設定と組み合わせて運用することが大切です。広告費を守りつつ見込み顧客への接触機会を最大化するために、IP除外を積極的に活用しましょう。
競合や顧客のIPを調べるには、専用ツールを利用するのが効率的です。たとえば「ListFinder」などを活用すれば、アクセス企業の把握から営業活動まで活かせます。ツールを導入すれば、手間を掛けずほぼリアルタイムで競合や既にお取引のあるお客様、パートナー様、さらには今まさに提案している企業など、どのような企業がいつどのページをどれくらい見ているのかを把握することができます。
競合企業などの無駄クリックが10%と仮定すると、月50万円の広告費であれば年間60万円の無駄なコストを削減できますし、それを元にさらなる広告施策を実施することも可能です。さらにはアクセス企業を把握することで、営業戦略や日々の営業活動に活かすことも可能です。
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