メールマーケティングの成功事例4社を紹介!共通点やPDCAの回し方を解説!
最近はYoutubeやLINEを使ったマーケティング手法がありますが、BtoBビジネスにおいてメールマーケティングは引き続き有効な手法のひとつです。
とはいえ、どのようにメールマーケティングをしたらよいのか想像できない方もいると思います。そこでこの記事では、メールマーケティングの事例をご紹介します。
メールマーケティングとは
まず、メールマーケティングとはどのようなものなのかを理解しておきましょう。メールマーケティングは、「適切なタイミング・内容でメールを配信し、売り上げにつなげるための施策」のことです。
メールマーケティングの目的は直接売り上げにつなげるだけではありません。資料請求や無料相談の申し込みも含めて、売り上げに繋がるであろうアクションを顧客に起こしてもらうことがメールマーケティングの目的です。
メールマーケティングとメルマガの違い
またメールマーケティングとよく間違えられがちなのが、メールマガジンの略称である「メルマガ」です。簡単に言うと、メルマガはメールマーケティングの手法のひとつ。
メルマガは同一の内容を見込み顧客全員に一斉送信する、折り込み広告のメール版のようなものです。一方、メールマーケティングはメルマガを含む、メールを使って顧客に行動を起こしてもらうための施策全般なのです。
またメールマーケティングには他にも、ステップメールやターゲティングメールといった手法があります。
メールマーケティングの事例4社を紹介
ではここで、メールマーケティングを使って効果を得た事例を紹介します。ここで紹介するのは次の4社の事例です。
- ・JBサービス株式会社
- ・デジタル総合印刷株式会社
- ・株式会社ワム
- ・株式会社北斗社
メールマーケティングの事例①JBサービス株式会社
JBサービス株式会社は、企業向けにセキュリティ対策、IT運用のための支援をしている会社です。
同社が抱える課題には、獲得した名刺の情報が一度アプローチしたあと使われず放置されているというものがありました。
そこで7,000名分の情報に業種、地域、部門、役職に関するタグ付けを行い、タグに合う内容のメルマガや新サービスに関する内容を配信。さらに開封やクリックなどの反応をした人に関連サービスや資料請求に関するステップメールを配信する設定をしました。
その結果、名刺を獲得したあとも継続して接点を持ち続けられ、一度アプローチした見込み顧客からセミナーの申し込みや資料請求などのアクションをしてもらえるようになったのです。
メールマーケティングの事例②デジタル総合印刷株式会社
デジタル総合印刷株式会社は、印刷業を始めICT技術を用いたデジタルソリューション事業を展開しています。
同社は展示会で獲得した見込み顧客へのアプローチ・進捗管理が非効率であることや、見込み度が高い顧客が埋もれてしまうという課題を抱えていました。
そこで、見込み顧客の動きやアプローチなどを管理できるツールを導入。見込み顧客のニーズを把握し、見込み度が高い顧客にメールを配信したところ、たった1回の配信で33件のサイトアクセス情報を得ることに成功しました。
メールマーケティングの事例③株式会社ワム
株式会社ワムは、エステサロンの運営や、エステサロン向けに美容・健康関連機器の企画・開発・製造を行っている会社です。
同社が抱えていた課題は、見込み顧客のリストを作成したものの成約に結びつかないことや、資料請求をしてくれた顧客に対して後追いのアプローチができていないというものでした。
そこで、見込み顧客の行動履歴を解析できるツールを導入しました。そしてメルマガや架電、DMなど、行動履歴から判断した適切なアプローチ方法を行いました。
その結果、メルマガの反応率が上がり、問合せからの成約率も20%から25%に向上しました。
参考:株式会社ワム様の事例
メールマーケティングの事例④株式会社北斗社
株式会社北斗社は、印刷事業だけでなくWebや映像に関する企画・制作事業を手がけている会社です。
同社は、テレアポを主体に営業活動をしていたものの、年々アポイントの獲得率が下がってきているという課題を抱えていました。また会社規模の拡大に伴い、マーケティングの方法も見直す必要があると考えていました。
そこで同社は展示会へ出展し、名刺交換した人に対してお礼メールを送り、反応があった人にアプローチをかけてアポイントを取る手法へ注力しました。
その結果、アポイント率だけでなく成約率も上昇。また月に1回メルマガを配信し、開封した人にテレアポを行うようにしたところ、アポイント獲得率が向上しました。
参考:株式会社北斗社様の事例
まとめ
この記事では、メールマーケティングを使った成功事例を紹介しました。
どの事例にも共通するのが、ただやみくもにメールを送るのではなく、見込み顧客の情報を適切にキャッチし、適切なタイミングでメールを送信したことです。つまりメールマーケティングを成功させるには、見込み顧客の情報を分かりやすく管理する必要があります。