仕事中の猛烈な眠気を撃退する!午後の会議を乗り切る方法7選

仕事に集中しないといけないと分かってはいても、昼食後にはついウトウトしてしまうもの。重要な会議や商談で眠気が訪れてしまうと、大きな失敗につながってしまうことも考えられます。
こうした眠気は得てして日々の睡眠不足が原因ですが、残業や接待が重なると、まとまった睡眠時間を確保できないという人も多いのではないでしょうか。しかし、仕事中の眠気はどうにか対処しなければなりません。 この記事では、眠気を撃退するための対策方法を7つご紹介します。眠気覚ましの方法を押さえて、午後からの仕事も乗り越えましょう!
食べ物・飲み物編
カフェインを豊富に含むドリンクを飲む
眠気覚ましの定番といえばこれ。カフェインで眠気を覚ます方法です。職場でコーヒーや紅茶などが自由に飲める場合にはおすすめです。また、コンビニでも気軽に購入できるため、会議や商談が控えている日には準備しておくとひと安心でしょう。より早く眠気を覚ましたい場合は、カフェインの血中濃度が高まりやすいホットが効果的です。
また、コーヒーの種類によってもカフェインの量は異なり、インスタントよりもドリップコーヒーの方が眠気覚ましには効果があるといわれています。ただ、カフェインの効果は長時間持続するため、摂取量や時間によっては夜の睡眠にまで影響がでてしまうことも。1日の飲む量や、夕方以降は飲まないなど自分の中でルールを決めるようにしましょう。
ガムを噛む
ガムは眠気覚ましの定番アイテムです。ガムを噛むことで顎が動き、脳の覚醒作用を促進させるため、眠気覚ましに効果を発揮します。カフェインやミントを含む種類も販売されているので、自分の好みの味で眠気を覚ませます。コンビニでも大容量のボトルガムを購入できるので、机の上に準備しておくとよいでしょう。
歯磨きを行う
冷水で歯磨きをして、口の中をすっきりさせるのも効果的です。また、歯茎を刺激すると睡眠ホルモンの分泌を抑えることができるといわれています。また、歯磨き粉にミント味のものを使用することで、より強い爽快感が得られます。一般的に眠気は昼食後に感じることが多いため、昼休みの間に歯磨きをしておきましょう。
もちろん食べかすが口内に溜まることを防ぎ、口臭の予防にもつながるため、一石二鳥の効果が得られます。
体を動かす編
眠気覚ましのツボを押してみる
人間には眠気覚ましに効果的なツボが複数存在しています。その中から4つのツボをピックアップしてご紹介します。
- ・百会(ひゃくえ)
- 左右の耳を結んだ頭の頂点にあるツボを百会といいます。百会は眠気覚ましだけでなく「鼻づまり」「めまい」といった症状にも効果を期待できます。
- ・風池(ふうち)
- 後頭部の髪の生えぎわに存在するこのツボを刺激し、血流を促進することで眠気覚ましの効果を期待できます。長時間デスクワークをしていると首が凝り固まってしまうので、定期的にツボを押すようにしましょう。
- ・攅竹(さんちく)
- 眉毛の中心側の端にあたるへこんだ部分が攅竹です。このツボは目に近い部分であるため、眼精疲労の軽減にも期待できます。デスクワークで長時間目を使っていると、目の疲れから眠気を引き起こすことも珍しくありません。そのため、攅竹を刺激することで眠気を覚ますことができます。
- ・合谷(ごうこく)
- 手の親指とひとさじ指の間のくぼみにあるツボです。ツボを逆の手の親指と人差し指で挟み込むようにマッサージしましょう。眠気覚ましだけでなく血行促進の効果も期待できます。
一時的に息を止めてみる
会議中に眠気を感じたら、一度呼吸を止めてみましょう。呼吸が止まることで脳への酸素の供給がストップし、体はより多くの酸素を取り込もうとします。そもそも眠気は脳の酸素量が低下することが原因であるため、多くの酸素を脳に届けることで眠気を解消することが可能です。もちろん、あくまで無理のない範囲で行うことが大切です。
椅子の高さを変えてみる
椅子に座るとき、基本的には一番楽な体勢になるように椅子の高さを調整しているのではないでしょうか。しかし、眠気を覚ますために、あえて椅子の高さを変え、楽な体勢から崩してみましょう。はたから見ると小さな変化ですが、実際に座っている人からすると、大きな違和感となるはず。それにより体は緊張状態になり、目が醒めやすくなります。
目を見開き背筋を伸ばす
椅子の高さと同じように、背筋を伸ばすことで普段とは違った姿勢になり、体を緊張状態にすることができます。また、目をつよくパチパチと開け閉めすることで、重くなってきたまぶたに血液が流れるため、目が醒めやすくなります。眠気を感じた時はいったん作業を止めて、目を開け閉めしながら背筋を思いっきり伸ばすのも良さそうです。
さいごに
たとえ大事な会議中や商談中であっても、眠気は訪れてしまうこともあるでしょう。そんなときは、今回ご紹介したテクニックで眠気を覚まし、午後の仕事を乗り切っていきましょう。
とはいえ、ここにあるテクニックはあくまで一時的なもの。普段から眠気に襲われないように生活習慣を見直し、規則正しい生活を送ることが重要です。