メルマガのネタ切れ対処法6選&ネタ切れを起こさない4つのポイントとは?

メルマガは、簡単にはじめられるマーケティング手法の1つです。顧客に対してダイレクトにメッセージを送ることができ、自社からの情報を定期的かつ積極的に配信することができます。
しかし、配信し続けるうちにネタ切れに悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。そんなときに、すぐに使えるメルマガネタを紹介していきます。また、実際のネタだけでなく、ネタ切れにならないために意識したいポイントについても解説していきます。
すぐに使えるメルマガネタ
メルマガを配信したいのにネタが思いつかない。そんなときに使える、メルマガのネタをいくつかご紹介します。
社内や業界の話を載せる
知っておきたいビジネス用語や、専門的な話題など、自社や業界内では当たり前の情報でも読者にとっては耳よりな情報になることもあります。
また、自社製品だけでなく、他社製品の動向や業界全体の流れ、法律関係の情報、海外事情など、世の中全体の動きを俯瞰してお伝えするのもおすすめです。
このような情報を提供することで「あのメールを読むと色々わかっていいな」「あの企業の担当者は色々勉強している」などのように、企業や製品のブランディングにも繋がりやすいでしょう。
新製品やサービスの告知をする
新しい製品やサービスの告知は、メルマガのネタとして積極的に活用できます。
いつ発売されるのか、どんなスペックなのかなど、読者の方が興味を持ちそうな内容を積極的に紹介しましょう。新商品の認知度を高めるのにも効果的です。
顧客からのよくある質問に回答する
良くある質問とその回答を一つずつ掘り下げて記事にすることも有効です。受け手に製品の知識だけでなく活用のイメージを与えることができます。実際に商品・サービスを利用した顧客から寄せられる質問に関しては回答とセットでそのまま活用することができるでしょう。
商品・サービスのお役立ち情報を載せる
課題別、規模、予算別などの切り口による製品の選び方や、サービスに関する活用シーンや導入事例といったお役立ち情報もメルマガのネタになります。商品を購入したユーザーのレビューや導入事例も購入前の読者にとっては有益な情報となります。
今までのネタを細分化し掘り下げる
これまでに配信したメルマガで反響のあった内容を今一度掘り下げてみると、また新たな切り口が見つかるかもしれません。反応が良かった要因を分析し、ユーザーの関心がある内容にしましょう。
他のメルマガやブログを参考にする
自身でもメルマガを購読してみましょう。自社と同じようなジャンルのメルマガではどんな内容が配信されているのか、どんなことをネタにしているのかを知ることもできます。
改めて整理したい!メルマガを送る目的
いかがでしたか?まずはすぐに使えるネタをご用意できたかと思います。とはいえ、このままではまたネタ切れを繰り返してしまう可能性があります。
ネタ切れを防ぐには、「配信の目的」をしっかり整理して、それに則ったネタ探しをすることが重要になります。メルマガを配信することは、あくまでも手段です。
ブログやSNSと違い、読者にダイレクトに情報を伝えることができるのがメルマガの利点ですが、ターゲットや目的が不明確なまま制作を始めると、何を書いたら良いかわからずネタぎれになったり、読者から思うような反応が得られなくなります。そのためにも、自社でしっかり送る目的を整理してみましょう。
信頼関係構築
お役立ち情報を継続して提供することで、「有益な情報を提供してくれる会社」と認識してもらうことができ、信頼や安心感につながります。
また、既存顧客向けには、自社製品・サービスの活用方法や、他の顧客からのよくある質問とその回答などをメルマガで配信し、継続利用・満足度向上を図ることもできます。
企業ブランド・自社サービスの認知
定期的に情報発信をすることで自社の存在を知ってもらうことが目的です。メールの文面や画像を使い、サービスを強く印象づけることができます。新商品や機能アップデートの告知なども、メルマガを使えば一度に多くの人への告知をすることが可能です。
集客・販促
ブランド認知とも関係していますが、新商品や機能アップデートなどの情報をメルマガで伝え、詳細を掲載している自社サイトに誘導することで、販促活動につなげることができます。また、セミナーや登壇イベントの情報を送り、集客をすることも可能です。自社に興味のある層への案内となるため、比較的効果が出やすいでしょう。
新たなネタを出し続けるためには?
配信の目的が定まっていれば、その目的を軸として新しい要素を足していくだけでネタが増えていくはずです。ここでは新しいネタを出し続けるための方法をご紹介します。
ターゲットを把握する
まず誰に向けた内容なのかターゲットを把握する必要があります。ターゲットを細かく具体的に想定することで、読者のニーズに合わせた内容に絞り込むことができます。
ターゲットを絞り込まないメルマガでは、読者にとって必要のない内容が届き、それによりメルマガの開封率や、クリック率を下げる原因となります。
読者のお悩みを洗い出す
読者が今どのような悩みを抱えていて、どうしたら解決できるのかを洗い出しましょう。読者目線で考えてあげることで読者にとって必要な情報となり、解決策として自社製品を提案することができます。
様々な情報にアンテナを立てる
メルマガのテーマに関すること以外に日ごろから様々な情報にアンテナを立ててみましょう。商品のことではなく、自分のことを書いてみませんか?何気ない日常の話が読者に親しみを感じてもらえるかもしれません。
アンケートを実施する
読者や顧客にアンケートを取り、実際に気になっていることや、製品・サービスに対しての質問、どんな情報をメルマガで配信して欲しいかを聞いてみましょう。これらのアンケート内容に対する回答をメルマガの記事にすれば、読者の欲しいネタを書くことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。効果的なマーケティングツールとして継続的にメルマガを配信していくには、目的やターゲットを明確にし、読者の目線で必要な情報は何かを考えてあげるとネタになるものが見えてくるのではないでしょうか。
日々様々な物事に関心を持ち続け、読者のニーズにあったネタの考案ができるようになるといいですね。