新米リスティング運用者必見!無料でつかえる運用サポートツール5選

自社のリスティング広告の運用を突然任されたマーケティング担当者の皆さん。「いったい何を見たらいいの?」なんてお悩みではありませんか?ひとくちに「リスティング広告運用」と言っても、成果を上げるためには、キーワードの選定から広告文の作成、入札の調整や効果検証まで、様々な重要事項があります。アカウント管理画面だけでなく、様々な無料ツールを使いこなして効率的な運用を目指してみましょう!
そこで今回は、新しくリスティングを担当することになった新米運用者の皆さんへ、成果を上げるために気をつけたい運用のポイントと合わせて、筆者が実際に使ってみてオススメしたい無料ツールを5つご紹介します!
リスティング広告はキーワードが命!キーワード選定お助けツール
管理画面の使い方は覚えても、キーワードや広告文作成を疎かにしていませんか?ターゲットとなる見込み顧客をWebサイトに連れてくるには、キーワードや広告文がとても重要です。魅力のあるキーワード作りに欠かせない無料ツールをご紹介します。
Google社【Googleトレンド】
その名の通り、現在どんなキーワードがよく検索されているのかをチェックするためのGoogleの無料ツールです。気になるキーワードを入力するだけで、そのキーワードの検索数を手軽にチェックすることができます。入稿したいキーワードの検索ボリュームのチェックだけではなく、リスティング広告運用者にはこんな使い方がオススメです。
- ■チェックしたい指標
- ・長い期間での検索数 ⇒ ニーズの季節変動をチェックし、ユーザーのニーズの変化を把握
Google社【Googleキーワードプランナー】※GoogleAdwordsアカウントで利用
入稿したいキーワードを入力するだけで、そのキーワードの検索ボリュームや想定クリック単価、そして関連語句までが簡単に分かるGoogleの無料ツールです。アカウントを隅々まで見ている運用者にはお馴染みかもしれませんね。検索ボリュームを調査するだけでなく、関連語句も表示されるのでより広いユーザーにリーチできるキーワードを探すことができます。また、近年スマホやタブレットの普及が急速に進んでいるので、デバイスごとの検索ボリュームチェックも欠かせません。キーワードプランナーを活用して、キーワード毎に最適な出稿方法を選びましょう。
- ■チェックしたい指標
-
- ・関連キーワード ⇒ 自分では気付かなかった類似キーワードをチェック
- ・デバイスごとの検索ボリューム ⇒ PCとモバイルの検索動向の違いをチェック
面倒な入稿作業を効率的に!作業効率化ツール
リスティング広告の運用で大変な作業の一つは、選定したキーワードや広告文等の情報を入稿作業用に取りまとめることではないでしょうか。限られた時間を有効に使って効率的に成果に繋げるためには、作業の効率化は欠かせません。そこで、そんな煩雑な作業を効率化してくれる無料ツールをご紹介します。
アナグラム株式会社【KARABINER】
KARABINER(カラビナ)は、キーワードの掛け合わせを自動で作成してくれるツールです。軸となるキーワードと掛け合わせのキーワードをそれぞれ入力してボタンを押すだけで、自動で掛け合わせキーワードを作成してくれます。また、完全一致や絞り込み部分一致等の記号も付与してくれるので、エクセル上で数式を組んで自分で作るよりもとても簡単です。
- ■チェックしたい指標
-
- ・完全一致 ⇒ [ ]
- ・部分一致 ⇒ なし
- ・フレーズ一致 ⇒ " "
- ・絞り込み部分一致 ⇒ +
株式会社カルテットコミュニケーションズ【Lisket】
Lisket(リスケット)は、KARABINERのような掛け合わせワードの自動作成から、競合他社の出稿状況調査、そしてGoogleAdwords・Yahoo!スポンサードサーチに対応した入稿シート生成などのさまざまな作業を効率化してくれるお役立ちツールです。2週間無料で使うことができるので、ぜひ試してみましょう。
- ■チェックしたい機能
-
- ・アカウントCSV作成ツール
- ・アカウントCSV相互変換ツール
競合他社はどんな広告を出している?出稿状況チェックツール
Webサイトへの流入を増やすためには、魅力的かつ他社と差別化を図った訴求をおこなえる広告文を作る必要があります。競合他社が実際にどんな広告を出稿しているか、Google・Yahoo!でそれぞれ検索をするのは少し大変です。そんなときにお勧めのツールをご紹介します。
ネオ・ジャパン・スタイル株式会社【リスノミ】
リスノミはキーワードを入力するだけで、Google、Yahooでそれぞれどんな広告が表示されているかを一覧で見ることができる無料ツールです。いちいち媒体を変えて検索する手間が省けるので、競合調査も簡単に行えます。広告文中で、自社の強みを訴求することによってクリック率が向上する可能性もあるので、競合他社の広告文もチェックして、しっかりと差別化を図りましょう。
- ■チェックしたい指標
-
- ・競合他社が出稿する広告文 ⇒ 差別化ポイントを探して、自社の広告文を作成
まとめ
いかがでしたか?今回は、リスティング広告運用者がよく使っているツールをご紹介しました。無料で、かつ操作も簡単なので、新米担当者の方にも使いやすいツールです。ぜひ実践して、効率的な運用を目指してみてください。
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