GitHubへの不正アクセスに関する詳細調査の完了および セキュリティ対策強化のお知らせ(確定報)

平素は、株式会社イノベーショングループ(以下「当社グループ」といいます。)が提供するサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

2026年8月4日の第一報以降お知らせしておりました、当社がソフトウェア開発およびシステム管理に利用するソースコード管理サービス『GitHub』※1への不正アクセスに関しまして、『GitHub』上のリポジトリ※2に含まれる個人情報の範囲についての精査が完了いたしました。当社グループより、これまでに報告させていただいた内容に追加して判明した事実、および再発防止策等について、以下の通りご報告いたします。

お客さまならびに関係者の皆さまに多大なるご不便とご心配をおかけいたしましたことを、改めて深くお詫び申し上げます。

1.概要

これまでにご報告済みの内容に加えて、流出の可能性が判明した個人データ※3の詳細は、以下の通りです。なお、これまでにお知らせしております通り、お客さま情報を格納している本番データベースへの不正アクセスや、本番環境からの情報漏えい、個人情報の不正利用等による被害は確認されておりません。本件における個人情報の流出は、ソースコード管理サービスである『GitHub』上のリポジトリに含まれていたものに限定されていることを改めて確認しております。

2.精査により判明した項目

当社が保有するお客様情報のうち漏洩が確認された件数 62,691名分 対象データの内訳は、氏名(62,631件)、メールアドレス(62,691件)、電話番号(506件)です。

【対象となる皆さまへのご案内状況】
本件の対象であることが確認できた方々のうち、当社でご連絡先を把握している方には、個別にご連絡を実施いたします。

3.原因

今回の原因は、以下の2点でございます。

(1)認証情報の管理方法に不備があったこと

社内の開発システムの一部において、外部サービス(GitHub)に アクセスするための認証情報が、プログラムの設定ファイル内に直接記載された状態で運用されておりました。この認証情報を 第三者が不正に取得し、悪用したことが、今回の不正アクセスの直接の原因でした。

(2)個人情報がリポジトリ内に保存されていたこと

本来、個人情報は厳重に管理されたデータベース等でのみ保管すべきものですが、社内の分析・開発作業の過程で、一部の個人情報がGitHub上のリポジトリ内にも保存されている状態がございました。このため、(1)の不正アクセスの結果、個人情報の流出につながりました。

以上の2点は独立した要因であるため、後述の再発防止策に つきましても、単一の対策に頼るのではなく、それぞれに 対応する形で講じております。

4.再発防止策

今回の事案は、「3.原因」の通り性質の異なる2つの問題から構成されております。

論点①:不正アクセスの侵入経路となった認証情報(アクセストークン)への対応

論点②:個人情報がGitHubリポジトリ内に含まれていたことへの対応

【論点①に対する対策:侵入経路となった認証情報の停止】 (対応済み)

今回影響のあった認証情報(アクセストークン)につきましては、すでに無効化・停止の対応を完了しております。今回悪用された認証情報自体は既に無効化済みのため、同一の認証情報を用いた 再侵入は発生しない状態にあります。

再発防止策として、認証情報(アクセストークン)自体の権限や 発行ワークフローの見直しを行い、組織全体で統制された仕組みへの切り替えを実施、根本対応が完了しております。また、レビュールールの見直しと強化により、再発を防ぐ組織体制の整備も完了しております。

あわせて、GitHubリポジトリへのアクセス状況の監視を強化し、不審なアクセスを早期に検知できる体制を整えております。これにより、万一不正なアクセスが発生した場合にも、速やかに検知・対応できる状態にしております。

【論点②に対する対策:個人情報がリポジトリに含まれない仕組みの構築】 (対応済み)

個人情報の取り扱いに関する再発防止策として、以下を実施しております。

(運用面) 個人情報を含むデータをリポジトリに保存しない運用ルールへ見直すとともに、既存リポジトリの点検・是正を完了しました。

(技術面) 新たに個人情報がリポジトリへアップロードされた場合にこれを検知する仕組みを導入済みです。加えて、混入を未然に遮断する仕組み(自動チェック)の導入を進めており、個人情報がリポジトリに保存されるリスクを最小化いたします。

今後も引き続き、これらの対策の強化を継続的に進めてまいります。

5.二次被害又はそのおそれの有無

現時点において、流出した可能性のある個人情報の不正利用等による二次被害、およびそのおそれは確認されておりません。

6.関係当局への報告

関係当局への個人データの漏えい等に関する確定報告は、改めて期限内に提出する予定です。当社グループでは引き続き、安全性の一層の強化および再発防止に向けた取り組みを進めるとともに、関係当局に対して適切な連携と報告を行ってまいります。

※1『GitHub』:米国GitHub社が提供しているソースコード管理サービス
※2 リポジトリ:ソースコードや関連ファイル、変更履歴などを一元管理する場所
※3 個人データ:個人情報保護法第16条第3項に定義される「個人データ(個人情報データベース等を構成する個人情報)」を指します。

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社イノベーション 個人情報保護管理担当
メール:sec@innovation.co.jp
受付時間:平日10:00〜17:00

このたびは多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、重ねてお詫び申し上げます。

株式会社イノベーション