ジム以上の運動効果も!?営業の外回りは階段を使おう!

会社員として忙しく働いていると、食事をカップ麺など簡単な食事で済ませている人も多いと思います。また、帰宅後の疲れた体では運動する気も起こらず、運動不足に陥ってしまう人もいるかもしれません。お腹の脂肪や体重を減らすためにはジムなどでの運動が効果的ですが、まとまった時間を確保することは容易ではありません。
そんな方には普段の生活で階段を利用することがおすすめです。階段の上り下りは、ダイエット効果だけではなく、様々なメリットがあるのです。
この記事では、階段を利用することで得られるメリットと、具体的な効果についてご紹介します。
実は営業パーソンは太りやすい?肥満の原因
会社員の中でも営業パーソンは会食や接待、宴会などで食事やお酒をたしなむ機会が多くなっています。そんな日々が続くとついつい高カロリーな食事になりがちで、健康的な食生活からはかけ離れてしまいます。そのため、営業職は太りやすい環境にあるといってもいいかもしれません。
会食がない時でも、1日動き回って退社したあとでは疲れ切ってしまい、平日の夜や休日に運動するのが難しい人も多いのではないでしょうか。
おまけに、仕事が忙しいとカップ麺などで食事を簡単に済ませてしまい、食生活が乱れてしまうということもあるかもしれません。こうした不規則な生活習慣が積み重なることで太ってしまうのです。
外出時がチャンス!?階段の昇降ダイエットとは?
階段の昇降ダイエットとはその名の通り、フロアを移動する際に階段を利用することを指します。
職場やマンション、ショッピングセンターなどで無意識にエスカレーターやエレベーターを利用していませんか?健康やダイエットのために、このような上下階の移動の際には階段を利用することをおすすめします。
もちろん、ダイエット効果として特別に大きな効果が得られるというわけではありませんが、階段を歩くことで平坦な道を歩く約3倍のカロリーを消費できるといわれており、ジョギングと同程度の効果を得ることができます。
中には職場に階段がないという人もいるかもしれません。しかし、通勤する際に利用する駅など、いたるところに階段が存在します。あらゆる場所で階段を積極的に利用することで、カロリーを消費していくことができるでしょう。
階段の昇降を行うメリット
階段の利用は、ダイエット面で3つのメリットがあります。
- 1.普段の生活の中で気軽に行える
- ダイエットのためにジムへ行くことも効果的ですが、ある程度まとまった時間を確保する必要があるため、現実的に難しいという人も多いでしょう。また、もちろんのことですが毎月利用料が発生するため、少なからず負担になってしまいます。その点、階段は日常生活の中で気軽に利用することができます。階段を利用するだけですぐに大きなダイエット効果が得られるわけではありませんが、毎日気軽に行うことが可能です。
- 2 負荷を自由に変更できる
- 階段の使用量は自分で決められるため、負荷を変更できるのもメリットです。始めは1フロアの移動のみ、慣れてきたら3フロアまでなど、その時の状況に応じて自由に負荷をかけることができます。
- 3 専用の器具が不要
- 特別なマシンやウェアをそろえる必要がないため、思い立ったらすぐに始めることできます。ジョギングなどお金がかからないようなダイエット方法もありますが、ランニングシューズを用意するなど実際には何かとお金がかかります。しかし、階段の昇降は普段の生活の中で行うため、特別な道具や器具が一切必要ないということは嬉しいポイントです。
痩せるだけでなく健康効果も期待できる!
階段の上り下りで得られるのはダイエット効果だけではありません。ここでは、2つの健康効果をご紹介します。
日々の運動不足の解消
「たかが階段の昇降」という認識は大間違い!。先程もご紹介しましたが、階段の上り下りはジョギングと同程度のカロリー消費量といわれているため、毎日行うことでそれなりの運動量になります。
また、階段を利用することで、太ももを中心とした下半身の筋肉を刺激するため、下半身太りの解消にもつながるでしょう。
このように、積極的に階段を用いることで、日々の運動不足を解消することができるのです。
基礎代謝の向上
人間は何も活動をしていなくてもカロリーを消費しています。これを「基礎代謝」というのですが、この基礎代謝量を上げることで、太りにくい体質にすることもできるのです。
基礎代謝は体内の筋肉量を増やすことで向上していきます。つまり、階段を積極的に利用し、下半身の筋肉を鍛えることで基礎代謝を向上させることにつながるのです。下半身には体内の大部分の筋肉が集まっているため、階段を利用することは手早く基礎代謝を上げるのに非常に効果的だといえるでしょう。
さいごに
会社員として働いていると、忙しさのせいで不規則な食生活になってしまいがちです。また、朝から夜まで働いていると運動する時間を確保することも難しく、運動不足に陥ってしまう人も多いでしょう。
階段を利用することで大きな運動効果が得られるわけではありませんが、基礎代謝の向上や運動不足の解消など、健康面への良い影響をもたらします。
たかが階段と思わずに普段から積極的に利用し、健康なからだ作りを始めてみませんか?