【業界別営業シリーズ】第4回 コンサルティング業界あるあると営業のやりがい
最終更新日: 2022.05.18

知的なイメージが強いコンサルティング業界ですが、ほかの業界の人には馴染みのない用語がたくさんあります。
本記事では、そんなコンサル業界ならではの用語や、"あるある"をご紹介いたします。一体何のことを指しているのか想像しながら読んでみてください。また、コンサルティング業界の営業のやりがいもあわせてご紹介します。
コンサルティング業界ならではの用語やあるある
使ってる?使ってない?コンサルティング業界専門用語!
コンサルティング業界といえば英語が堪能な人が多く、たびたび横文字が使われます。あまり馴染みのない人もいるかと思いますが、この機会に覚えておくと、コンサル業界の方に出会ったときに話が合うかもしれませんね。
- ナイストゥーハブ(Nice to Have)
- 「あればよいけれども、なくても問題ない」という意味の用語です。使い方は、「今週までに企画書の完成まではマストにしよう。契約書の作成はナイストゥーハブで」というようなイメージです。比較的易しい英単語ですが、意味を知らない人も多いのではないでしょうか。
- アズイズ/トゥービー(As Is/To Be)
- 「現状/あるべき姿」という意味の用語です。アズイズ/トゥービーはよく耳にする言葉で、コンサルティング業界に属する人なら知っていて当たり前とも言えます。入社したばかりだと戸惑いを感じるかもしれませんが、じきに慣れることでしょう。「まずはアズイズの業務フローを確認しよう。トゥービーはそのあとで」という使い方をします。
- アサップ(ASAP)
- 「AS SOON AS POSSIBLE」の略語で、「なるべく早く」という意味の用語です。アサップではなく、そのままエーエスエーピーと呼ぶ企業もあります。「A社のプレゼン資料はアサップで頼む」という使い方をします。
- フェアウェル(Farewell)
- 「送別」という意味の用語です。年度末の3月やプロジェクトの解散のときに行なわれる送別会をコンサルティング業界ではフェアウェルパーティーと呼びます。「やっとプロジェクトを終えられたな。フェアウェルパーティーのことは任せたぞ」という使い方をします。
コンサルティング業界あるある
続いて、コンサルティング業界ならではのあるあるを紹介します。
- 仕事もプライベートも投資が好き
- コンサルティング業界に属する人は自己投資を惜しまない傾向にあるようで、自分自身を成長させるためにお金と時間を注ぐ人が多くいます。代表的なものとして英語があげられます。忙しいながらも時間をつくって英語力を磨いています。ほかにもジム通いや不動産投資などをしている人もいるようです。
- ここぞというときはベスト着用
- ほかの業界ではあまり見かけないかもしれませんが、コンサルティング業界に属する人はここぞというときにベストを着用することが多いようです。ベストをビシッと身に着け、プレゼンに臨みます。「やってやるぞ!」という意気込みの表れなのかもしれません。
コンサルティング業界 営業の特徴
コンサルティング業界の営業にも、独自の特徴があります。ここでは、3つ特徴をご紹介しましょう。
- 出張・転勤が多い
- コンサルティング業界の営業の特徴として「出張が多いこと」があげられます。転勤をすることも少なくありません。とりわけ外資系コンサルティングの場合は海外赴任を求められることもあります。海外赴任をした場合、手当てがつき給料が大きく上がったという人もいるようです。
- 労働時間が長くなることも
- ほかには労働時間が長くなる人がいるのも、コンサルティング業界の営業の特徴かもしれません。営業は外回りの後に会社に戻って資料を作成するという働き方が多く、どうしてもほかの職種よりも労働時間が長くなってしまいがちです。さらに、クライアントとの信頼関係を構築するために会食を行うこともしばしばあります。時間はいくらあっても足りないほどに多忙と言えるかもしれません。
- プロジェクト中はハードになる?
- コンサルティング業界の営業は、契約を獲得したらそこで終わりではありません。クライアントの課題を解決し、その後のアフターサービスまでが営業の重要な仕事です。プロジェクトが始まると付きっ切りになってしまい、他の業務と重なってハードになることもあるようです。
- 実力次第で高い報酬を得られる
- コンサルティング業界は、個人の実力が非常に重視されます。そのため、若くても仕事ができればすぐに昇進することができ、それに見合う給与を得ることができます。
- 成長スピードをはやめられる
- 個人の実力によって評価されるため、常に自己研鑽をおこなっている人が多くいます。そんな同僚と切磋琢磨して働くことができるため、自身が努力を続ければ、成長スピードをはやめることもできるでしょう。
- 大きな達成感を得られる
- コンサルティングの仕事は、クライアント企業が大きな変化を迎えようとしているタイミングでの支援が一般的です。そのような経験は、一般企業に勤めているとなかなか得られにくいものですが、コンサルティング業界では常に変化の中に身を置くことができます。数多くの刺激を得られるのも、コンサルティング業界のやりがいといえるでしょう。
コンサルティング業界のやりがいは?
ご紹介してきた通り、コンサルティング業界の営業は大変ではありますが、やりがいも多い仕事です。
まとめ
コンサルティング業界の営業は高いスキルが必要で、難易度が高い仕事です。しかし、その分強くやりがいを感じることができるでしょう。また、新卒の人でもコンサルティング業界に身をおくと大きな成長が期待できます。自分の能力を最大限伸ばしたいと考えている人には、強くお勧めします。
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