メールマーケティングにおすすめのツール2選!必要な機能は?

近年では、インスタグラムやLINEを使ったマーケティング手法が注目されています。しかし、メールマーケティングもBtoB領域においてはまだまだ有効的な手法です。
メールマーケティングを始めるにあたり、自社でアドレスを手入力してメールを配信するのは非効率です。また手動だとメールが開封されたのか、URLをクリックしてくれたのかが分かりません。しかしメールマーケティングのツールを導入すると、効率的に配信や分析が行えるのです。
この記事では、メールマーケティングにおすすめのツールと、メールマーケティングツールに必要な機能について紹介します。
メールマーケティングにおすすめのツール2つを紹介
メールマーケティングツールは、月間配信数や、登録可能メールアドレス数、使える機能によって料金が変わります。
そこでここでは、とにかく安いツールと、機能性やサポートの充実度が高いツールの2種類をご紹介します。
とにかく安くメールマーケティングを始めたいなら「お名前.comメールマーケティング」
とにかく安さを重視する場合は、「お名前.comメールマーケティング」がおすすめです。このツールは、ドメインサービスの「お名前.com」を運営する「GMOインターネット株式会社」が運営しています。
「お名前.comメールマーケティング」の主なポイントは次の2点です。
- ・月790円から使用できる
- ・分析機能、配信機能ともに優れている
「MM1000プラン」を契約し、36ヶ月払い(3年契約)で申し込みすると、毎月790円(税別)で利用できます。この安さで最大メールアドレス登録数は1,000、配信数は無制限です。
そのほかにも便利な配信機能や、Webフォームの作成、クリック率測定機能も使えます。初期費用も無料なので、まず安くメールマーケティングを始めたい人におすすめです。
機能性・サポートの充実を求めるなら「List Finder」
安さよりも、機能性やサポートの充実を重視して、とにかく結果に結びつけたい人には株式会社イノベーションが提供する「List Finder」がおすすめです。
List Finderはメールマーケティングツールというよりも「マーケティングオートメーション(MA)ツール」です。マーケティングオートメーションとは、営業活動を効率化させるためのツールで、IP解析機能や顧客管理機能などマーケティング業務に必要な機能が備わっています。
マーケティングオートメーションについて詳しく知りたい場合は、こちらの記事をご覧ください。
List Finderにも、メール配信機能だけでなく顧客管理機能やIP解析機能が搭載されています。
さらに、List FInderは導入後半年間のサポートが付いています。一般的にマーケティングオートメーションは機能が多すぎて使いこなせない人が多いのですが、手厚いサポートがついているため、機能をフルに活用できるのです。
無料のメールマーケティングツールはおすすめできない2つの理由
なお、無料のメールマーケティングツールはおすすめできません。その理由は次の3つです。
- ・配信機能しか使えない
- ・ムダな広告が入る
メールマーケティングを成功させるには、メールを配信したあとにどのような反応があったのかを測定する必要があります。そのためメールマーケティングには分析機能が必須です。しかし、無料のメールマーケティングツールは配信しかできないものが多く、分析機能がついていないものがほとんどです。
また無料のメールマーケティングツールの多くは、配信したメールの文面に広告が入ります。ムダな広告が入ると、本来して欲しいアクションの妨げになるのです。
メールマーケティングツールに必要な機能
前の章では、メールマーケティングにおすすめのツールについて紹介しました。次に、どんなツールがメールマーケティングに必要なのかを見ていきましょう。基本的には次の2つです。
- ・メール配信機能
- ・分析機能
メール配信機能
メールマーケティングでは、ただ単にメールを配信するだけではありません。メールマーケティングにも種類があります。
例えば、メールマーケティングと聞いて最も連想しやすいものがメルマガでしょう。メルマガは登録してあるメールアドレス宛てに、セール情報やお得な情報を一斉配信するものです。
メルマガを配信するのでも、大量にメールを一斉配信できる機能が必要です。またツールやプランによっては月のメール配信可能数が決まっているものもあります。
さらに、メールマーケティングにはステップメールやターゲティングメールというものがあります。
ステップメールとは、特定の人に特定のタイミングで、設定した順番にメールを配信するものです。例えば、商品を購入した人に向けて商品購入の3日後に使い方のポイントを配信し、使い方に慣れてきた1週間後にさらに便利に使うためのオプションを紹介する、といったステップメールが考えられます。
またターゲティングメールとは、その名の通りターゲットを絞ったメールのことです。例えばメールに貼ってあるリンクをクリックした人だけに追撃配信するといった使い方があります。
このように、メールの配信機能だけでもさまざまな機能があります。自社ならどのようなメールマーケティング戦略が立てられるかによって、必要な機能が見えてくるでしょう。
分析機能
メールマーケティングツールに必要な機能のもうひとつが分析機能です。前の章でお伝えしたように、メールを配信して、読者がどのようなアクションを取ったのかで次の戦略を練ることができます。
例えばメールの開封率が高くても、貼ってあるリンクのクリック率が悪ければ、メールの書き方に問題がある可能性があります。またクリック率が高いのに成約率が低いなら、リンク先の内容に改善点があると考えられますね。
このように、メールマーケティングをするうえで分析機能がないと、どこを改善するべきなのかが分かりません。そのため、分析機能はメールマーケティングに必須の機能なのです。
メールマーケティングのツールには顧客管理機能があるとより便利
基本的に、有料のメールマーケティングツールは配信機能と分析機能が付いています。メールマーケティングを始める場合は、まずこの2つの機能が付いていればよいでしょう。
しかし、分析をより多角化するための機能があると、さらにメールマーケティングの成功率を上げられます。例えば、Webサイトからの流入や動きなどを感知してくれる顧客管理機能が付いていると、より効果的なメールマーケティングができます。
基本的にメールマーケティングツールには顧客管理機能が付いているものは少ないです。一方、上で紹介したマーケティングオートメーションは顧客管理機能も含まれています。
より多角的な分析でメールマーケティングの成功率を上げたい場合は、マーケティングオートメーションの導入を検討してみるとよいでしょう。
まとめ
この記事では、メールマーケティングにおすすめのツールと、必要な機能についてお伝えしました。最後に、おすすめのツール2つについてまとめてみましょう。
- ・とにかく安くメールマーケティングを始めたいなら「お名前.comメールマーケティング」
- ・機能性・サポートの充実を求めるなら「List Finder」
会社によってどんな機能が必要なのかを見極めたうえで、メールマーケティングツールを選びましょう。