Webサイトリニューアル時に気をつけるべき重要ポイント

今回は、お客様からもよく質問を頂く、「サイトリニューアル時に気をつけるべきポイント」について書かせて頂きます。3月決算の企業様は、丁度、サイトリニューアル等を検討されているかと思いますので、参考にして頂けますと幸いです。
リニューアルの目的は明確ですか?
まずはWebサイトリニューアルの目的を明確にしておく必要性についてです。リニューアルをするのであれば、ビフォー・アフターの数値がわかった方が良いと思いませんか?
この時にポイントとなるのは、どの数値のビフォー・アフターを追うべきなのかという事です。もともとの課題が、「流入数が少ない」という事なのか「問い合わせ率が低い」という事なのかで追うべきKPIは変わりますし、リニューアル時に注意すべき点も大きく異なります。
なぜ、リニューアルをするのか、リニューアル後にどうなっていたいのかを明確にする事が1つ目のポイントです。
コンバージョンはしやすいサイトですか?
次に大切な事は、コンバージョン(お問い合わせや資料請求)までの導線をしっかりと考える事です。サイトのリニューアル時に意外と忘れがちなポイントかと思いますが、よくよく考えてみると、BtoB企業のWebサイトの存在意義は「ブランディング(ブランド訴求)」と「見込み顧客獲得(リードジェネレーション)」です。少しでも見込み顧客の獲得がし易いサイトにするべきですよね。
端的に言うと、「行動換気(Call to Action)のボタン」(例えば、問い合わせボタンやメルマガ登録ボタン等)をわかりやすい色でわかりやすい場所に設置をするという事や、パンくずリストを設置し、サイト構造をシンプルにする事で迷子になるユーザーを極力減らすという事がこれにあたります。

モバイル対応の事、考えてますか?
今後はこちらも大切なポイントになります。大切な理由としては以下、2点です。
- ・(BtoBであっても)モバイル端末からアクセスするユーザーは増えていく
- ・Google社はSEO的観点からモバイル対応を評価基準に入れている
他の記事でも書かせて頂きましたが、PC端末以外からのアクセスはどの企業様でも増え続ける傾向にあります。また、Google社はSEOの順位決定ロジックにモバイル対応の有無を含めました。尚、Google社はモバイル端末への対応を「モバイルフレンドリー」と呼んでおり、以下のサイトからサイトのモバイル対応具合をテスト出来ますので是非、活用してみてください。
ブログコンテンツを設けますか?
こちらも、他の記事で何度か触れてきましたが、今後のWebマーケティングで大切なのは「潜在ユーザーを、いかに育成してコンバージョンに繋げるか」だと言われています。
つまり、顕在ユーザー(すぐに問い合わせをしてくれるユーザー)ではない層のユーザーにも響くコンテンツ内容を準備しておく必要があるのです。これに最も向いているのがブログコンテンツです。商品の内容を記載するのではなく、「こんな悩みありますよね?」や「他の企業はこういう風にしているみたいですよ?」という内容の記事コンテンツを記載する事で潜在ユーザーでも興味が湧くサイトにする事が出来ます。また、ブログコンテンツを設ける事で、全体のページ数は増えて行きますので自然検索で上位表示出来る可能性も高まります。
初心者でもわかるコンテンツ内容になっていますか?
難しい専門用語や開発用語を乱用しているBtoB企業のサイトをよく目にします。
間違えて頂きたくないのは「伝える」事よりも「伝わる」事が重要だという事です。皆さんのお客様の事を思い浮かべてみてください。売り手が考えているよりも、意外とお客様は用語をご存知なかったり、商品の使い方がわからなかったりするはずです。皆さんのサイトは難しい用語を使って対象ユーザーの範囲を狭める事になっていませんか?リニューアル時には、注意して見てみる事をお勧めします。
最後に
リニューアル時の5つのポイントを説明させて頂きましたが、上記は最低限のポイントにすぎません。サイトのリニューアルを外注で行われる企業様も多いと思いますが、以下のポイントで制作ベンダーを選定する事をお勧めします。
Webプロモーションの知見がある制作ベンダーか?
サイトのリニューアルはWebプロモーションの一手段です。ただ、サイトを安く制作出来る会社ではなく、「SEOの知見があるか?」「コンバージョン獲得を鑑みたサイトを制作出来るか?」といった観点で制作ベンダーの選定を行う事が大切だと思います。
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