刺激を受けたこと
考えてること
実るほど頭を垂れる稲穂かな
実るほど頭を垂れる稲穂かな
とても素敵なことわざ。
稲の穂は、実って大きくなればなるほど、その重みで垂れてくる。
人間も成長して立場が上になったり、偉くなるほど謙虚になることが大切。
会社も同じで、成長すればするほど社員も謙虚にそして、誠実な態度を取るべきだ。
私の周りには起業家の友人が多い。
立ち上がったばかりの会社から一部上場、売上数百億の社長も多く、お付き合いさせていただいている。
若い頃は「オレオレ」的な方でも、歳を重ね立場が上になるほど謙虚になる人が多い。
びっくりするほど謙虚な素敵な経営者もいる。
でも、これは、逆かもしれない。
オレオレでは人もお客様はついてこない。
社長や社員が上から目線では社員やお客様は離れていく。
成功している会社はビジネスモデルや緻密な戦略、大胆さなどが背景にあると思う。
でも謙虚さ、誠実さが同じくらい大切だと思う。
起業して間もない頃、大手企業とアライアンスを組んだことがあった。
全国に多くの営業マンがいて、次々とお客様を獲得していた。
破竹の勢いて伸びていったのだが、どの方も本当に偉そう・・
特に上に行けば、その傾向は強く、役員はふんぞり返って、パートナーを業者呼ばわり・・・
「うちと付き合いたいのなら、そんな態度じゃ失格だ」とか
「業者はいくらでもいるから安くしろ」とか
苦労されて大きくなった会社だと思うのだが、頭は垂れるどころか上に伸びてしまった。
私は違和感を感じてアライアンスをやめた。
人、お客様、パートナーが離れてしまったのだろうか?
その後その会社の勢いは止まってしまった・・
当社はまだまだ、規模も小さく、これからの会社だ。
これから大きく成長していく計画だが、それとともに会社もメンバーもそして私もより謙虚に誠実になっていきたい。