INNOVATION

ベンチャー社長ブログ -イノベーション代表富田-

ビジネス 考えてること

創業からを振り返る 第3回:事業が立ち上がる

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事業開始

前回記述の様に、創業から1年3ヶ月経過した2002年4月が本当の意味での起業だった。
当時のサービスは3つ
  • テレマーケティング
  • インターネット広告
  • 新設法人データ
このサービスをBtoBの会社に特化して営業を開始した。

 

テレマーケティング

新規営業が長かった私は、アポ取りについては、メンタル面、技術面ともに絶対の自信があった。
非効率の温床である新規アポ取りは、どの会社でもニーズは高かった。
自分で営業し、受注・契約、スクリプトも作り、会社に帰って自分が電話した。

今では考えられない自給自足生活!! お金も人もない創業時はこんなものだ。

多くの会社は効果が出てリピートした。初めはパートナー企業にコールをお願いしていたが
流石に回らなくなり、広告を出してコールスタッフを採用。本格的に事業化することになる。

 

ネット広告

IT業界大手を攻略すべく、業界特化の複数の媒体社と代理店契約。
また走りであった、検索連動型広告も取り扱いを始めた。
Googleやオーバーチュアが来日するとすぐに契約、事業を展開した。
当時は「1キーワード、1広告主」というサービス。
それでもコンバージョン率(見込み客獲得率)が高く顧客の反応は良かった。
そして、単発で終わるキャペーン型広告よりも安定した検索連動型広告に比重をおく決断をした。

 

新設法人データ

定期的に新設の法人データベースを提供するサービス。各社はDMを発送して見込み客を獲得する。
当初、PCメーカーや文具、オフィス家具などもニーズが有ると思ったが成果が出ない。
創業間もない企業は、お金がなく登記しただけの実体のない会社も多い。
ただ税理士だけはある一定量の反応があった。
私もそうだったが、税理士の決定は起業した後で決めるケースも多い
東京都の主要5区(千代田、中央、港、渋谷、新宿)に絞って顧客を開拓した。
何社か決まったが、すぐに限界が来た
毎月、それぞれの区で100件程度の新設法人ができるが、このデータを税理士に販売すればするほど競合する。
データを利用する税理士が増えるほど成果が低くなるのだ。
よって販売をストップさせなければならなかった。
そして最終的に事業を中止することになった。
これ以外にもOL向けフリーペーパーの広告企画運営やデータベース販売、DM代行、セミナー事務局などいろいろ試した。
結局リスティング広告とテレマーケティングだけがサービスとして安定拡大した。
この2つの事業は大きく発展し毎年倍々で売り上げは増え会社は大きくなっていった。

移転

初めのビルは10坪、ここに営業とコールスタッフを採用して業務を拡大した。
ここは、すぐにいっぱいになり1年半で30坪のオフィスに移転。
当時では考えられない額の保証金と家賃を考えると何日も決断できなかったが、女性スタッフ達の労働環境の悪さを見て移転を決断。
こんなに広いオフィス、もったいないなぁ?なんて思っていたらその2年後にいっぱいになった。
特にコールセンターはIT業界に特化した強みを活かしドンドン伸びた。
そして広尾の90坪のオフィスに移転することになる。
2005年1月、創業5年、初の新卒採用も含め社員は40名になっていた。
移転はできるだけ大きいところに!それに合わせて会社は伸びるよ!
なんて先輩が言っていたが、ホントだと思った。
今から振り返ると、よくこの行き当たりばったりの事業でやってこれたなぁ。
「何としても収益化したいという志」と「お客様への成果」を忘れていなかったことがポイントだと思う。
「自分がお客様だったら」というスタンスは全てを覆す大切なマインドだ。

 

お客様のことを中心に考えて事業をやっていれば、どんな事業でも、そこそこうまくいくだろう。

 

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