私の読書
2030年世界はこう変わる
GW読書の第一弾
統計データから世界がどう変わるのかを予測したレポート
(米国国家情報会議のサイトでは英語版なら無償でDLできます)
前に買って斜め読みだったので、今回はポイントを整理してみた。
2030年に世界はどう変わるのか?
メガトレンドと、大きな流れの変化から未来を予測している
■メガトレンド:4つの構造変化
- 個人力の拡大(中間所得者層の増加)
- 権力の拡散(先進国・中国→インドへ)
- 人口構成の変化(高齢化、移民、都市化)
- 食料・水・エネルギー問題。
■ゲーム・チェンジャー:6つの流れ
- 危機を触発する世界経済
- 変化に乗り遅れる国家統治力
- 大国衝突の可能性
- 広がる地域紛争
- 最新技術の影響力
・データ処理、ソーシャルネットワーク、スマートシティ
・ロボット、自動運転、3Dプリンター
・遺伝子組み換え食品、精密農業、水管理
・病気管理、能力強化 - 変わる米国の役割
■2030年の4つのシナリオ
- 欧米没落
- 米中協調
- 格差支配
- 非政府主導
2030年ごろ、経済成長著しい国はインド・ブラジル・イランなどになり、米国や日本などの先進国の役割も大きく変わる。
新国力調査(GDP、人口、軍事費、技術投資+健康、教育、統治)では中国、インドが台頭し米国、EU、日本は急降下。
これに多くのトレンド要素が加わり、2030年、世界は大きく変化していく。
このトレンドをどう読んでいくのか?
日本は何をしなければいけないのか?
定期的にウォッチしていきたい情報だ.